徳雄山瑞雲院 建功禅寺の住職を仰せつかっております枡野俊明です。平成十二年に住職を拝命してより今日まで、何とかその任を務めてこられましたのも、皆様方のお力添えがあってのことと心より感謝致しております。
社会は世界的に大きな変革期を迎えており、第三次産業革命と呼ばれるIT化もめまぐるしいスピードで進展し続けております。それに伴い人々の暮らしも大きく変わって来ました。このような社会の中で、皆様方に少しでも喜んで頂ける寺院づくりとは、どのようなものかを常に考え、これまで歩んでまいりました。今後も社会の要望に応えられるよう更なる研鑽を積んでいきたいと思っております。
特に、当山の特徴であります禅文化の継承と普及には更に力を注ぎ、禅芸術としての建物、庭園の普及と維持に尽力をして行きたいと考えております。
合掌
十八世住職 枡野俊明(大雄俊明)